マータイさん死去
環境分野で初、アフリカ女性としても初のノーベル平和賞を受賞した元ケニア副環境相、ワンガリ・マータイさんが亡くなった。
「もったいない」などという言葉は死語同然という見方が強いですが、「もったいない」に込められた深い意味、生きとし生けるものとの共生を喜び、大自然を畏怖(いふ)し感謝する日本古来の感覚を彼女は理解していたと思います。
東日本大震災の際、世界を感動させた人々の忍耐と、周辺への思いやり。
その根源にある「東北の心」を、マータイさんが元気だったら被災地を自ら訪れ、深く知ろうとしたのではないか。
訃報に接し、心から冥福を祈るとともに、天に向かって「マータイさん、ありがとう!」と言いたい。